心配 角松敏生 もうどれだけの日々を重ねてきたのだろう 大切なことはいつも 目に見えないとわかりながら 僕は君に何ができる? せめて今夜は 心配をさせてほしい ささいなことでも気にかけよう 君が今も微笑んでいるように それほど僕は優しくなんてなかったから 当たり前だったことが なくなることを怖れていた もっと強く生きられたら 君に伝えたい 心配なことがあれば 何かを守りたいと思う 君がずっと生き続けているように たった一言の言葉でいい 〜気をつけて…〜 君に聞こえるの? こんな僕に何ができる? だからこのまま 心配をさせてほしい ささいなことでも気にかけよう 二度と巡り会えないこと この手に残したいと思えるから 君がずっと微笑み続けられるように