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2019.05.01 [years ago today] edit

 サウナしきじ

連休に入ってからふと思い立って、今日の昼から静岡へ(笑)。

指定が空いてないので新幹線はグリーン車…いや40分ぐらい自由席で立って行けよと言う話ですが、まあこんな機会でもないと乗らないので。とはいえ、席は広いものの、そこまで快適かと言われると、別に普通の指定でもいいなーという印象。

意外にと言っては失礼だけど、静岡は結構都会^^;。 岐阜より活気あって街が生きてる感じ。いや別に岐阜も死んでませんが(汗)。

お昼は東海地方にしかなさそうな海鮮丼のチェーン店で鉄火丼。店にいる間に雨が降り始める。思ったより早かったな。

雨の中、駿府城公園へ。 こないだ大手門から皇居の方へ行ったばかりだけど、割と雰囲気が似てる。大阪城だとまた違うんだけどね。 徳川家康の銅像があったので写真を一枚。そういえば、岐阜の方は何度も行ってるけど「金の織田信長像」はまだちゃんと見たことないな。ライトアップされてるから目立つことは目立つんだけど(笑)。 銅像の後ろが天守台の発掘調査現場で、色々と掘り返されてて面白かった。

青葉通りに戻って、名物の静岡おでんを食べようと有名らしき店に入ろうとしたら、ちょうど前の老夫婦が満席だと断られていた。あいてるのに。予約かな。向かいの店がガラガラだったので聞いたらおでんはやってないと言われた。あれれ。

他の店を当たる気力が失せたので、そのまま1時間ほど歩いて、登呂遺跡の向こうにある町、敷地へ。

ここにはサウナ好きの間で聖地と崇められる「サウナしきじ」があって、これが今回の訪問のメイン。

しきじにたどり着くと案の定駐車場がいっぱいで、中の様子が思いやられる^^;。 一人だけロッカーの順番待ちがあったものの、5分と待たずに中へ。既に入口で薬草サウナの匂いがふわっと香ってくる。

ここはロッカーで裸になっていいパターンの施設(笑)。風呂場のドアを開けると、右奥が名水の誉高い水風呂で、天井から掛け流しの天然水がドバドバ落ちてきている。なんとそのまま飲めるほどの質。

水風呂の一つ手前が通常のバイブラバス、一番手前が薬草サウナと同成分と思われる薬湯。

真ん中に洗い場と休憩スペースがあり、左手奥がサウナ。左に向かって左半分がフィンランドサウナ、右半分が薬草サウナで、中はガラス窓で仕切られていてお互いが見える。 薬草サウナの客もフィンランドサウナ側のテレビを見る感じ(笑)。

まずはフィンランドサウナへ。湿度も温度も十分なセッティング、ツッコミどころのない優等生的な感じ。天井付近の温度計は110℃だけど天井やや高めのせいかそれほどキツくなく。

サウナ室を出て、噂の水風呂。 なるほど水がスゴい。ふわふわと柔らかく、手ですくった感じからして違う。 吐水口から流れる水を飲んでみると、口当たりが良くすっと喉に入るまろやかな味。 なるほどここまでの水は確かに経験したことないや。

2セット目は薬草サウナ。 以前上野のプレジデントへ行ったとき、プレジデントの薬草サウナに「本物は静岡のしきじで」とあって、良かっただけに「本物」はどんなものかと期待を込めて入りました。

意外にも薬草の香りはそれほど強くなく。 プレジデントのほうはもっと強烈な感じだったんだけど、こちらの香りはすごくマイルド。

ただ強烈なのは、蒸気とその熱さ。さらにそれは床から湧いて来ているようで、マットが敷いてあるのに足の裏を付けていられない。

そうかそれでみんな椅子にあぐらかいてるのか^^;。幅取ってけしからん奴ばかりというわけではないのだな。 あまりに蒸気が強烈で熱いのでうかつに鼻から息できない(笑)。でもその分しっかり温められて、水風呂&出たあとの休憩はまさに昇天と言っていい気持ち良さ。

なるほど本物は違うな、ここが聖地と言われる理由も分かるなと納得しながらゆったりと5セット。死ぬほどととのいました。

夕飯はしきじの食堂でしょうが焼き定食。 しっかりショウガが聞いていて手堅くうまいご飯でした。水がいいとご飯もうまいね。

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