2015.07.02 [years ago today]
# Apple MusicとiTunes Matchの差が(たぶん)分かった
Apple Musicでちまちま検索してたら、Moccaの新譜が去年の暮れに出ていたことに遅ればせながら気づき、Apple Musicで聴く前にサクッとiTunes Storeで購入(笑)。そうしたら、なんとDRM付きの"*.m4p"でダウンロードされ、foobar2000では再生できない。えっ!?
そういえば、昨日の日記のように、Apple Musicからオフライン再生用にダウンロードしたものはDRM付きになる。 何かの拍子で判定が狂ったか?と、iTunesでApple Musicを非表示にしてから改めてダウンロードしてみた。 すると、いつものDRMなしのファイルでダウンロードされて、めでたしめでたし。 まあ、もしかしたら単にダウンロードし直しただけでいけたかもしれないけど。
で、はたと思った。Apple MusicからダウンロードしたファイルがDRM付きになるなら、Apple Musicだけを契約しているときは、「マッチ」したときにiCloudから落とせるファイルもDRM付きになっているのでは?と。 iTunes Matchでは、「マッチ」したファイルをダウンロードすると、iTunes Storeで買ったのと同じくDRMなしになる…というのは分かっている。ここが違いなのでは?
で、調べてみたら、どうやらそれは当たりで、さらに厳しい違いがある様子。
Apple Musicメンバーの状態で、ローカルのmp3ファイルをiCloudにアップ後、一旦ローカルのファイルを削除し、iCloud上から音源をダウンロードすると、DRM付きで降りてくる。
— ミズシ/人◕ ‿‿ ◕人\マックス (@mzsmx) 2015-07-01 17:01:46 +0000
iTunes MatchはDRMフリー。 http://t.co/0thcKHdJI8
なんと、Apple Musicの在庫と「マッチ」せずに自分のファイルをアップロードした場合も、ダウンロードするときは再エンコードされてDRM付きになって返ってくるっぽい。そんなのありなのか。 (7/3追記: そのツイートの画像を見ると、実際はApple Musicとマッチした曲を見ているようです。なのでマッチせずアップロードしたものがどうなるかはこれでは分かりません)
これはiTunes Matchでないとイヤだな。なるほど、確かに独立して使うことも出来るけど補完的関係にもある。 Appleの説明はそういうことか。
でもまあ、元ファイルが消えるような事態にならなければ、Apple Musicでも全然困らないのか。 PC上のマスターをDRM付きにされると、foobarで聴けなかったり、サービス終了で二度と聴けなくなったりと問題が出るけど、 そうでなければ、iCloudから落とすのはiPhone/iPadで聴くときだけで、その場合はDRMの有無は関係ないのだし。
あ、iTunes Matchでないとビットレートロンダリングはできないな(笑)。そのくらい。