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2019.10.06 [years ago today] edit

 湯乃泉・相模健康センター

ドラマ「サ道」でも取り上げられた「草加健康センター」の姉妹店。というか、こちらが元祖の1店舗目。 チェーン店ということで、基本的に提供されている物は同じ。 草加はかなり遠いですが、こちらはかなり近い……ならば!ということで、こちらへ行ってきました。

東急に乗って中央林間で小田急、大和で相鉄に乗り換え。距離が短いわりに交通費だけは掛かるのが泣き所。 さがみ野の駅からすぐだと思ってたら、意外と距離があって、10分ほど歩いて到着。

古めの施設(いわゆる「健康センター」の元祖らしい)らしく看板がレトロ。 入ると大広間からのカラオケの声がこぼれてくる(笑)。いわゆる純烈とかがライブしに来そうな感じの場所。

靴箱一つ一つに「上」「下」と書かれている……なるほど、靴箱の番号とロッカーの番号が対応してて、2段ロッカーの上なのか下なのかが分かるようになってるのね。まあたいてい奇数が上なんだけど(笑)。

入館料等はまとめて後払い。靴箱の鍵を預けるとその場で館内着とタオルセットの入ったバッグがもらえる。 ロッカーは浴室と一体型なので、ロッカーで裸になってOK。

浴室は健康センターとしてはまあまあの広さ。 漢方の「効仙薬湯」や草津から運んできた「草津温泉」ももちろんあります。

体を洗ったあと、まずは露天の草津温泉へ。 硫黄の香りがして、お湯は柔らかく、ああ本物の温泉だな~という感じでこれは気持ちよい。 体が温まったところでサウナへ。

サウナはかなり広く20人ぐらいは入れそうな感じ。 ストーブが前方左右に2基、後方左側に1基と3つもある。 椅子は4段ですが2段目が広く、寝転べる広さ(寝てる人いなかったけど)。

最初は3段目に座ったのだけど、温度計が90℃ちょっとを指しているのにかなり熱く、かなり体に来る体感温度。 一度1段下に座ったけど、なんとこれがかなりマイルドな感じ&ドアの開閉で温度が下がって入りやすくなる。 かなり温度差を作ってる感じ。 4段目の隅に「高温ゾーン」と書いてあったけど、ここに座ったらどうなるのか恐ろしい(笑)。

水風呂は温度計標示が壊れていて分からなかったけど、多分15℃ぐらい。 しかもバイブラで温度の衣ができる隙が無いので、かなり冷たい。 で、休憩は露天があるのでもちろん外気浴OK。

「効仙薬湯」はしきじの薬湯を思い出させる感じですが、香りがそれほどきつくない。 しきじは風呂場中に漢方の香りが充満してたけど、ここは薬湯回りだけ香っている感じ。 あとで調べたら、「当帰」以外はほぼ生薬が違うみたいでした。 で、ここの薬湯は……「チンピリ」という言葉を身をもって体験しました(笑)。

そんな感じで薬湯や草津湯を挟みながらの4セット。ととのいました。

湯上がりは、大広間でも食事は取れるけどカラオケがうるさいので(笑)、2階の食堂で。 サウナーに好評の「トマトサンラータンメン」、名物の「ジャンボ餃子」を食す。 ジャンボ餃子は文句なくうまい。 サンラータンメンは思ったよりとろみが強く、混ぜるのに難儀するほど。あと量がだいぶ多かった。でもまあ好評なのが分かるうまさでした。

休憩室は最初入口が分からなくてうろうろした(笑)。 中に入るとだだっ広いゴザ敷の部屋でビックリ。みんな毛布を敷いて雑魚寝って感じでした。 しばらくラジオを聞きながらうとうとしました。 なんか昔はリクライニングがあったけど撤去されたらしい。

ちょっと気がかりだったのは、最近24時間営業をやめたり、送迎バス路線を縮小したりしているらしいこと。 さらには、浴室内のカラン、休憩所の自販機やテレビなどの設備が、所々「調整中」の札が下げられて壊れたまま放置されていること。まだお客さんはたくさんいて問題ないように見えるのだけど、経営的に難しいのでしょうかねえ。

帰りは大和行きの送迎バスの時間が近かったのでそれで。 温泉薬湯含めての良施設でした。またいつかゆっくりしに来よう。

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